【2026年版】地域別・花粉カレンダー|47都道府県の飛散時期まとめ
地域・季節情報

【2026年版】地域別・花粉カレンダー|47都道府県の飛散時期まとめ

地域・季節情報

花粉症の季節は地域によって大きく異なります。九州では2月にスギ花粉が飛び始める一方、北海道ではスギではなくシラカンバ(白樺)が4月から飛散します。また、春だけでなく秋にもブタクサなどの花粉が飛散するため、年間を通じた把握が重要です。この記事では2026年版の地域別花粉カレンダーを詳しくまとめます。

日本の主要花粉種と飛散シーズン

日本で花粉症の原因となる主な植物は以下のとおりです。

植物名分類主な飛散時期主な分布地域
スギ樹木2〜4月北海道除く全国
ヒノキ樹木3〜5月関東以西
シラカンバ(白樺)樹木4〜6月北海道・東北・中部高地
ハンノキ樹木1〜3月北海道・東北・関東
イネ科(カモガヤ等)草本5〜8月全国
ブタクサ草本8〜10月全国(都市部多い)
ヨモギ草本8〜10月全国
カナムグラ草本8〜11月全国(河川敷)
情報
花粉症患者の約70%以上がスギ花粉に感作されており、スギは日本最大の花粉症原因植物です。ただし地域によって主要な花粉種が大きく異なるため、お住まいの地域の情報を確認することが重要です。

地域別・月別花粉カレンダー(2026年版)

北海道

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ハンノキ----------
シラカンバ---------
イネ科---------
ブタクサ----------

北海道はスギがほぼ存在しないため、スギ・ヒノキ花粉症は実質的に問題になりません。代わりにシラカンバ花粉症が多く、4〜6月が最盛期です。シラカンバアレルゲンはリンゴ・桃・さくらんぼなどとの交差反応(口腔アレルギー症候群)を引き起こすことでも知られています。

東北(宮城・山形など)

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
スギ---------
ハンノキ----------
シラカンバ---------
イネ科---------
ブタクサ/ヨモギ---------

東北では3月〜4月がスギ花粉のピーク。その後シラカンバが続き、秋のブタクサ・ヨモギまで、敏感な方は長期間悩むことになります。

関東(東京・神奈川・埼玉・千葉など)

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
スギ---------
ヒノキ---------
イネ科---------
ブタクサ/ヨモギ---------
カナムグラ--------

2026年の関東地方は、2月上旬〜中旬からスギ花粉の飛散が始まる見通しです。2026年の飛散予測によれば、関東地方は例年を大きく上回る飛散量が予測されており、早めの対策が特に重要です。

中部・東海(愛知・静岡・長野など)

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
スギ---------
ヒノキ---------
シラカンバ(長野)---------
イネ科---------
ブタクサ/ヨモギ---------

長野県など標高の高い地域ではシラカンバも分布しており、5〜6月にかけて飛散します。スギ→ヒノキ→シラカンバと連続して感作されている方は、2月から6月まで花粉症に悩む長期戦になります。

近畿(大阪・京都・兵庫など)

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
スギ---------
ヒノキ---------
イネ科---------
ブタクサ/ヨモギ---------
カナムグラ--------

近畿地方は2月下旬〜3月上旬にスギ花粉が本格化します。大阪・京都など都市部では都市ヒートアイランドの影響で、飛散開始が郊外より早まる傾向があります。

中国・四国(広島・岡山・高知・愛媛など)

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
スギ--------
ヒノキ---------
イネ科---------
ブタクサ/ヨモギ---------

四国・中国地方はスギの植林面積が多く、飛散量が全国的に多い地域です。特に高知県は日本有数のスギ花粉多発地帯として知られています。

九州(福岡・熊本・鹿児島など)

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
スギ--------
ヒノキ---------
イネ科---------
ブタクサ/ヨモギ---------

九州は日本で最も早くスギ花粉シーズンが始まる地域で、暖冬の年には1月から飛散が確認されることもあります。北部九州(福岡・佐賀・長崎など)が特に早く始まります。

沖縄の花粉事情:スギ花粉が少ない理由

沖縄県は本州・九州と異なり、スギ・ヒノキの人工林がほとんど存在しません。そのため、本土で問題になるスギ・ヒノキ花粉症は沖縄ではほぼ発生しません。

ただし沖縄でも以下の花粉は飛散します。

  • リュウキュウマツ:春に飛散しますが、アレルゲン性は比較的低い
  • イネ科植物:沖縄では年間を通じてイネ科花粉が飛散することがある
  • アオガネアカシア(外来種):南西諸島に分布し春に飛散
ポイント
本州・九州でスギ花粉症を持つ方が沖縄に旅行・移住した場合、スギ花粉がないため症状がほとんど出ないケースが多いです。逆に沖縄で育った方が本州に転居すると、スギ花粉への初めての暴露で感作が始まる可能性があります。

花粉情報の調べ方

日々の花粉飛散情報は以下のリソースで確認できます。

  • 環境省「はなこさん」:全国の観測局データをリアルタイムで提供
  • 日本気象協会「tenki.jp」:地域別の花粉飛散予測と今日・明日の花粉レベル
  • ウェザーニュース:スマートフォンアプリで位置情報に合わせた花粉情報を提供
  • NHKウェブサイト:各地の花粉情報を天気予報と合わせて提供

花粉レベルの見方と読み方を参考に、日々の行動計画に役立ててください。

花粉の種類・地域・季節を把握することが、効果的な花粉症対策の第一歩です。2026年の飛散予測と合わせて、今年のスケジュールを立てましょう。

よくある質問

北海道に住んでいますがスギ花粉症にはなりませんか?

北海道にはスギがほとんど自生していないため、スギ花粉症の心配はほぼありません。ただし北海道では4〜6月にシラカンバ(白樺)花粉が大量に飛散し、シラカンバ花粉症が花粉症の主な原因となっています。本州からの移住者がスギ花粉に感作されている場合でも、北海道では症状が出ないことが多いです。

沖縄は花粉症が少ないと聞きましたが本当ですか?

はい、沖縄はスギ・ヒノキの植林が少なく、本州と比べて花粉症の有病率は低い傾向があります。ただし完全にゼロではなく、リュウキュウマツなどの固有種や、イネ科植物の花粉は飛散します。また、本土でスギ花粉に感作された方が沖縄を訪れる場合は一般的に症状が出にくいです。

関東の花粉シーズンはいつからいつまでですか?

2026年の関東地方では、2月上旬〜中旬にスギ花粉の飛散が始まり、4月上旬にヒノキのピークを迎えます。5月中旬までヒノキが続き、その後イネ科植物(5〜6月)、夏を経てブタクサ・ヨモギ(8〜10月)と続きます。実質的に年間を通じて何らかの花粉が飛散しています。

参考文献・出典

  1. 花粉観測システム(はなこさん) - 環境省
  2. 2026年春の花粉飛散予測 - 日本気象協会
  3. 花粉飛散情報 - ウェザーニュース
  4. 地域別花粉飛散情報 - 環境省 花粉観測システム

この記事を書いた人

花粉症ラボ編集部

花粉症対策の情報を科学的根拠に基づいて発信しています。花粉症に悩むすべての方が快適に過ごせるよう、最新の対策情報をお届けします。